9/19〜20と、Google Cloud Platform Roadshowに参加しました。
会社の業務としての参加でしたが、個人的にものすごく刺激を受けた楽しい二日間でした。
初ヒルズ、初森ビル、初Google日本という初物づくしでわくわくが止まらなかったです。
二日目のコード ラボ(Hands On)は非常に感慨深いものがありました。
事前にHands Onに必要な機器は自分で持ち込むよう案内が来ていました。
そこには、
・開発用ノートPC ←これは理解できる
OR
・Macbook ←これもまぁ理解できる
OR
・Chromebook ←へ?
のいずれかをお持ちくださいと。
そしてChromeの拡張機能「Secure Shell」をいれるようにとありました。
ここで疑問がわきます。
コードを書くエディタは?
どうやってデプロイするんだ?
…まさかブラウザだけで、しかも拡張機能のSecure Shellで今時コマンドラインじゃないだろうなぁ…と。
開発用ノートはもっていない(支給されていない)し、Macbookももっていない。
Chromebookはもっていないけど、Chromebookに仕立てあげた愛機ThinkPad X60がある。
現役を引退したX60にもうひと踏ん張りしてもらおうと、ChromeOSをいれておいたのが功を奏しました。
これでいこう、と半信半疑で二日目の朝を迎えました。
いざ始まってみると・・・
- Secure Shell拡張機能(ブラウザで動くssh)でGCEにログイン。
- そこから更に自分のGCEインスタンスを立て、Diskを割り当てる等などして環境整える。
- ソースの編集はVim or Emacs。
- コマンドラインでデプロイして、ブラウザで動作確認。
すべてコマンドライン。
いやぁちょっと笑いました。
私は慣れていますが、周りにはシックハックしている方もちらほら。
時代は変わり最先端のCloudサービスを使いこなす方法は、自分が20数年前にUnixにシリアルケーブルでつないだ非力なラップトップPCからtelnetログインしてEmacsで開発していた手法そのものだったのです。
結局のところコマンドラインを制するものは強い、と実感し昔の経験が今につながっていることに感謝しました。
それにしてもSecure Shell、よくできてます。
これさえあればこと足ります。
技術の進歩を改めて実感したいい二日間でした。