2013年11月22日

開発環境と美人時計

乾燥がひどいですね。
とうとう我が家に加湿専用機が導入されました。
快適です。

さて、今回は会社の話。

弊社技術部のメンバーが開発に使うPCについてです。

まず会社の基本方針として脱MSを掲げています。
よって、OSは必然的にLinuxになりますが、弊社標準はUbuntuです。

あ、その前にPCの話。

PCは自作です。
予算を与えられその範囲内で自分でパーツ選定→ショップで調達→組み立てをします。
その後OSにUbuntuをいれます。

脱MSである以上ついてまわるのがOffice系ですが、はっきりいってGoogle Documentsで十分というのが弊社の現状です。

まず凝った設計書は基本作らないで開発しますので出番がないです。
たまにまとめるためにとかプレゼンのために使いますが使いこなせる機能はたかだかしれていて、MS純正である必要はありません。

都合上お客様とのやりとりで使わざるを得ない時がありますが、Office互換製品で十分だったりします。

更にどうしてもダメな場合はWindows Serverにリモデして純正を使います。

結果として非常に低コスト機に仕上がります。

これはおすすめです。

もちろん開発機としての使い勝手をどこまでチューニングするかは個人差が出ますがOSに限った話ではないのでまぁいいでしょう。

はっきりいうと、俺はこの環境に萌えます。
Unix生活が長かったのもあり、願ったり叶ったりなんですね、俺には。

開発のメインはEclipseになります。
まぁこれはどこでもそうでしょう。
なので無問題。

日本語系の問題もLinuxの発展とともにデスクトップOSとしての成熟が進んでいます。
もっとも日本語入力に関してはまだまだ迷走中っぽいですが。
ちゃんと設定すれば実用性充分です。

あとは自分で好きにチューニングできます。
なんのしばりもありません。

そこで私は思いっきり自分好みにカスタムしています。

入力デバイスは英語KBDとトラックボール。
当然配列は英語なのでIME周りも設定変更。
Ubuntu標準のUnityは3ヶ月で飽きたのでGNOMEに変更しEmacsバインドにしてます。

何を隠そう俺はEmacsが友なのです。
当然すべてのキーバインドはEmacsです。
Eclipseも当然。

ここまでチューニングできると開発効率は格段にアップします。
思考がそのまま操作につながるので思い通りにコードや文章を編集できるからです。

これは塵も積もれば的な話でわずかの差ではあるんですが、確実に差になって現れます。

これはUnixとEmacsで育ってきたからできるんであって、Unixにそもそも慣れていないメンバーは正直きついかもしれません。

まぁそこがこの制度の狙い目でもあるんですが、それは別の話。

元からWindowsで育った人がWindowsで開発機をチューニングすれば同じ話になります。

優劣の話ではありませんので誤解なきよう。


で、「開発環境と美人時計」についてです。

先ほど申し上げたようにEmacsをメインに使っています。
もっぱらコーディングはEclipseですし、ブラウザはChromeですが、他はすべてEmacsです。

最近はワイド画面が主流ということもあり、その点においてEmacsは若干古さは否めません。

Eclipseはワイド画面のほうがより強力に威力を発揮します。
(あとは早いCPUとSSDのセットでパワフル全開になります)

Emacsの場合、elscreenを駆使したりするもんなんですが、ひょんなことからこんなのを見つけました。
広くなった画面を有効利用できる、Emacs内Window管理ツール e2wm.el を作ってみた。(旧名称 ewm.el)
早速導入してみました。

Eclipseのようなパースペクティブ風にWindowを切ってくれます。
Magit(git front end)との連携やedbiもあり、かなり「パースペクティブ」を意識しているPackageです。

これはおすすめです。

このe2wmで標準のcodeパースペクティブが問題。
左下のClockエリアには標準で美人時計が表示されるようになっているんです。(!!)

ところで美人時計。
皆さんご存じですか?

bijin-tokei(美人時計) 公式ウェブサイト - Japanese -

俺は一時期流行ったなぁくらいの認識しかなくて実際に見たことがなかったんです。

ところが日がなEmacs使っているともれなく美人時計がついてくる生活になってしまい、数日経つとだんだん美人にも飽きてくるんですね。

不思議です。

でも、大丈夫。
美人時計は他にもたくさんバリエーションがあります。

http://www.bijint.com/jp/pages/tokei/

とうぜんe2wmはこのバリエーションにも追従できます。

こうしていろいろなタイプの美人をみていてふと思いました。

美人時計は1分ごとに画像が変わります。

数枚は同じモデルさんだったりしますが、シリーズ内でほんとにたくさんの美人さんを見ることになります。
それも数分の間です。

思ったんです。
これ、街でちょっと見かけた素敵な女性とのわずかな出会いに似ているな、と。

街を歩いている時、交差点で待っている時、電車の中で向かいの席に座っている時、いろんなシチュエーションでわずかな時間に出会いすれ違うことがある美人さん達。

これが開発でうんうん唸っている時にちらっと目の端に捉えるとパッと閃いたりしたりしませんか?
私はあんまりありませんが…。

でもなんかいいですよね。

あ、そうそう。
女子向けに当然美男Verもあります。
binan-tokei(美男時計)official website / Japanese Ver.

ということでY江君、俺が好きで美人時計を使っているわけじゃないということがこれでわかったかね?

以上、ぐだぐだでお届けしました。
お目汚し失礼しました。

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